FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

緋色の研究 (新潮文庫)

 ロンドン大学で医学博士の学位を得たワトスンは、軍医補として出向いたインドで銃撃を受けて負傷、更には腸チフスに罹り、療養のため自国に帰還。ロンドンにて下宿を探す際、知人の紹介でシャーロック・ホームズと出会い、彼と居住を共にする。
 このシャーロック・ホームズ、文学・哲学・天文学の知識を一切持たず政治にも疎い。その癖、化学や毒物についての知識は深遠を極め、今世紀に起きた恐るべき犯罪の全てを詳細に知り、ヴァイオリンを巧みに奏する大変な自信家。という一風変わった人物であった。
 ある日、ホームズのもとへ『奇妙な事件が起きたので力を貸して欲しい。』という内容の手紙が届く。ホームズはワトスンと共に、事件の起きた空き家へと向かった。


 古今東西名探偵といえばこの人であろう、推理物において世界的人気を誇るシャーロック・ホームズシリーズ第一作。
 誰も住んでいない空家で身なりの良い紳士の死体が発見される。室内数箇所に血痕はあるが死体に外傷はないという奇妙な事件を前に、ホームズの超人的な推理力が展開されるという内容。
 とてもシンプルに推理物をしていて非常に読みやすい。事件発生までが早く、それ以降もあっちへ行ったりこっちへ行ったりということがないので一息に読めるのも良い点かと。これを読んだあとだと、むしろアガサ・クリスティーの作品がごちゃごちゃしすぎているだけのような気もしてくるが。
 やたらと自信家というのはこの手の作品における一種の法則なのだろうか。まぁ、自身がない人間に探偵役は務まりそうにもないが、しかしホームズは探偵稼業をする為に作られたような(その通りだが)超人的な人間だ。探偵に情報を提供する役の警察が二人いるのも自分のしる限りでは珍しい。そしてワトスンなにもしない。
 読みやすい内容っていうのは推理物において重要な要素だなと改めて認識できる作品だった。アガサ・クリスティーの本は面白いことは面白いが、中盤あたりから謎解きが始まるあたりで飽きてくるぶっちゃけめんどry。



緋色の研究 (新潮文庫)緋色の研究 (新潮文庫)
(1953/05)
コナン ドイル

商品詳細を見る
スポンサーサイト

コメント:

Gimlet : 2012/06/27 (水) 02:11:35 修正

名作だし、読んだことありますけど、後半飽きるのはすごく同意できる。
修正用パスワード :

管理人にのみ公開 :

トラックバック:


<<前の記事へ 次の記事へ>>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。