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機甲都市伯林〈5〉パンツァーポリス1943Erste‐Ende―都市シリーズ (電撃文庫―都市シリーズ (0595))

 1943年8月23日、ヘイゼル達反独隊は新伯林に乗り込む。
 タイムリミットは、連合軍の言詞爆弾を搭載した自突艦【ACBS】が発射される翌日午前3時。それまでにトリスタンの遺伝詞加圧を止めれば転輪は砕かれ、4時42分に時虚遺伝詞は未来へと繋がり、救世者が存在しなかった歴史として世界は変革される。
 【新世界】と【救世者】の最後の戦いが始まる。

 トリスタンの遺伝詞加圧を止め、新伯林争乱は反独隊の勝利となる。
 しかし、G機関副長ハイリガー・カールスルーエの持つ義腕【悲愴】によって、トリスタンは巨大な竜へと姿を変える。千年分の時虚遺伝詞を内包した巨竜はいずれその身体を崩壊させ、それとともに転輪が発生してしまう。更に、竜の姿を確認した連合軍からはACBSが発射されてしまい・・




 機甲都市-伯林、感動の最終回。
 ベルガーとエロいことしつつ新伯林に乗り込んだヘイゼル達はG機関の計画を止めるが、感傷に浸るおじいちゃんがハッスルしてデッカイ竜が誕生。敵味方協力して世界を救うという、よくありそうで意外と少ない王道の熱い展開です。
 川上稔はこういう展開好きだなぁ。クロニクルも似たような展開だしね。
 結果としては、転輪しつつも世界は先へ進む。といったところで、新伯林の話の流れをまとめると以下のような感じ。

 第一段階(初期世界)
1943年8月24日に不安遺伝詞と共に千年分の時虚遺伝詞が破壊される。
ヘイゼル、ベルガー、疾風が千年前の独逸に降り立り、救世者伝説として語り継がれるようになる。
 第二段階(転輪世界)
幾度もの繰り返しの中で、転輪を守るためのG機関が誕生する。
1937年 カイザーブルクが開発され、機甲神鉄槌事件が起こる
1939年 ヘイゼルとベルガーが出会う 疾風事件が起きる
1942年 ヘイゼル、五行師になる。
1943年 転輪発生
1000年前 作中の一つ前のヘイゼルが転輪の崩すことを望み、未来へ向けての手紙を出し、疾風と共に千年間眠る。
 第三段階(作中世界)
1935年 機甲神鉄槌事件
1937年 疾風事件
1939年 前ヘイゼルが眠りから目覚め、【先生】と名乗り反独隊に入る。
1942年 ヘイゼル、風水師になる。
1943年 千年分の時虚遺伝詞を整調化、ヘイゼルは過去に降り立ち、世界は先へ進む

 おおよそこんな感じでよろしいかと。
 転輪を終わらせつつもヘイゼルが過去に遡ることで、世界は矛盾修正のための変革を向かえずほんの少しの変化と共に先へ進み続ける。所謂トゥルーエンドというやつですな。
 シュタインズゲートで例えるならメール消去までが転輪成立、クリスティーナ救出が新伯林の物語に当てはまる、と思う。
  そんなわけで、新伯林の物語は一応の終わりを告げ、第二次世界大戦後に作られた【伯林の壁】の崩壊に繋がるわけですな。そういう本はないけど。
 この物語の一年後、閉鎖都市-巴里での出来事を知ったG機関は「言詞爆弾上手く活用すればみんなハッピーになるんじゃね?」なんてトンデモ発想して、この都市世界が更にカオスになるわけで・・ 都市シリーズの独逸は厄介なことしかしないな。

 さて、時虚遺伝詞の整調のために過去へと遡ったヘイゼルは、歴史の辻褄が合うように騎士を束ねて竜を倒し、独逸を平定。疾風と共に千年を眠り、【先生】として目覚めます。
 全てが終わったあとは【免罪の村】で先生をやりつつ暮らしていくわけです。長い時を超えて誰かの言葉を聞くために。



「──ヘイゼル!
 聞こえているか?
 ヘイゼル・ミリルドルフ!!」




機甲都市伯林〈5〉パンツァーポリス1943Erste‐Ende―都市シリーズ (電撃文庫―都市シリーズ (0595))機甲都市伯林〈5〉パンツァーポリス1943Erste‐Ende―都市シリーズ (電撃文庫―都市シリーズ (0595))
(2001/10)
川上 稔

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まとめwoネタ速suru : 2012/04/10 (火)

まとめteみた.【機甲都市伯林〈5〉パンツァーポリス1943Erste‐Ende―都市シリーズ (電撃文庫―都市シリーズ (0595))】

1943年8月23日、ヘイゼル達反独隊は新伯林に乗り込む。タイムリミットは、連合軍の言詞爆弾を搭載した自れまでにトリスタンの遺伝詞加圧を止めれば転輪は砕かれ、4時42分に時虚遺伝詞 … >>この記事を読む

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