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夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)

 【夏の夜の夢】
 互いに恋をしているライサンダーとハーミアは、親の許しを得ることが出来ず逃げ出すことを決心する。ハーミアに恋するもう一人の男・デメトリアスが2人を追い、デメトリアスに恋するヘレナがそれを追い、一同は森へ向かう。
 一方、森では妖精王と妖精女王が喧嘩の真っ最中。妖精女王にいやがらせを企む妖精王のちょっとした気遣いと盛大な行き違いにより、ライサンダーとデメトリアスはヘレナにベタ惚れ、取り残されたハーミアは惨め、ヘレナは三人がかりでからかわれていると思い込み、妖精女王は驢馬頭の鍛冶屋に惚れこむ。よし、わけがわからない。
 妖精王が必死に状況修正の為に奔走した甲斐もあって、めでたく二組のカップルが成立、妖精女王と妖精王も仲直りして、めでたしめでたし。

 【あらし】
 実の弟・アントーニオにその地位を奪われ、娘と共に無人島で暮らすミラノ公・プロスペローは、妖精の力を借りて嵐を起こし、弟やナポリ王を自分が住む島へと招く。
 妖精の働きによって散り散りに無人島へと流れ着いたナポリ王一同。ナポリ王の息子であるファーディナントはプロスペローの娘・ミランダと恋に落ち、息子を亡くしたと悲嘆に暮れるナポリ王とアントーニオは、妖精達の見せる幻によって、自らの行いを悔いる。
 心の広いプロスペローお父さんは彼らを許し、領地を取り戻す。無事再開した一同は、若い2人を祝福しつつ、プロスペローがこの島に流れ着いてからの身上話に耳を傾けるのであった。でめたし。



 そんなわけで、シェイクスピアの【夏の夜の夢】と【あらし】。前者は喜劇で、後者は・・なんだろう? 喜劇でも悲劇でも史劇でもないし、ハッピーエンドで終わるから・・幸劇?
 両作とも今まで読んだシェイクスピアの作品と違い、ファンタジー色が濃い目で軽い印象。妖精が頑張る話だからか。
 【夏の夜の夢】は正に喜劇といった馬鹿馬鹿しい内容。惚れ薬を塗られたライサンダーが最初に見たのがデメトリアスだったのなら、新しい世界が開けたかもしれない。新しい価値観・・・!
 【あらし】はあとがき解説にも書いてあったが、【リア王】を悲劇にしなかった場合みたいな内容。地位を奪われた王様は無事地位を取り戻して愛する娘も死なずに大団円。しかし【リア王】はリア王が老害すぎてじいさん自身に非がありすぎてどうしたものか。
 しかしまぁ、つくづく台詞回しがクドくて疲れる本だ。中評価。
 





夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)
(1971/08/03)
シェイクスピア

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