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カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

 ドフトエフスキー作、カラマーゾフの兄弟。

 物欲の権化のようなフョードル・カラマーゾフと、その三人の息子のアレコレを描いた小説。
 一応は三男であるアリョーシャが主人公とされており、そのアリョーシャが修道院に入ってることもあって、上巻では宗教的な色合いが強く少し読み辛いが、後半からは長兄ドミートリィと父親フョードルとのいざこざがメインとなり、サスペンスの色合いが強くなり読み勧めやすくなる。しかし主人公であるはずのアリョーシャはどんどん影が薄くなっていくのであった。
 作者の前書きによるとこの作品はあくまで前編であり、後半となるもう一つの小説のほうが本編なのだそうだが、この『カラマーゾフの兄弟』を書き上げたあとに死んでしまったようで、重要だと作者自身が述べた後編の小説は存在していないらしい。非常に残念である。

 ところでこの小説、カラマーゾフ一家やその周囲を取り巻く出来事を、ある人物がそれらをが見聞きしてきたものとして書き綴っているのだが、なぜか最後までこの人物に関しての詳細が一切語られず、この小説の最大の謎になっている。
 アリョーシャの住んでいた修道院や裁判が行われている現場にいるのに一切名前が明かされない人物・・一体何者なんだ・・







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(1978/07/20)
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カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)
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