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絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)

 割と久しぶりのような気がするライトノベルということで【絶望系閉じられた世界】。どうやら【涼宮ハルヒのなたら】シリーズの作者のようで。

 普通の高校一年生のタケミの部屋に突然、天使と悪魔と死神と幽霊がやってきて居座りだしたのでさあ大変。友人のキヅキに助けを求めたものの彼は中学生とイチャイチャするのに忙しかった。
 そんなこんなで幽霊さんの死因を調べることになった二人だが、幽霊さんは謎の連続殺人事件の被害者でバラバラにされた全身を積み上げたてっぺんに目をくりぬいた頭を乗せた状態で発見されららしい。しかもその犯人、実はキヅキの彼女の中学生の姉で二人の同級生である幼なじみのカミナの仕業だった。更に悪魔や天使を呼び出したのもカミナの仕業だったのだ!
 そんなわけでハブられそうになったところを必死に喰いついてカミナに会いに行ったタケミだが、中二病を拗らせたカミナや天使達の謎理論で論破されてしまい、カミナは「間違った世界を正すのだー」と言い残し、悪魔を連れて旅立っていってしまいました。
 翌朝、立ち直ったタケミは天使を連れてカミナを止めるために旅立っていきました。俺達の戦いはこれからだ! その頃、キヅキが中学生とイチャイチャしていた。
 そして一連の出来事は全てキヅキの彼女でカミナの妹の中学生が仕組んだことだったのだ。   
 そんな内容。

 簡単にまとめると『中二病を抉らせたキチガイがテロを起こすために旅立つライトノベル』といった感じですが。
 「こういう結末を書きたい」という欲求の元にいくつかの部品を組み合わせて作ったような作品という印象。作中にも「話を円滑に進めるための構成要素」なんてメタな発言が出てくるのだが。この作品は全体通してメタ発言が多い。
 説明にならない説明や理論になっていない理論。「超常的存在の言葉は人間には理解できない」という台詞は実に便利だ。それだけで意味のない単語の羅列が如何にも深い意味を持っているように思えてくる。
 結局のところ、個々の登場人物から物語全体に至る全てが独りよがりな作品なんじゃなかろうか。無理も矛盾も多すぎる。少なくとも自分にはそう思える。
 『努力しても報われない』っていう雰囲気の作品は好きだが、これはそういうのとも少し違うような気がする。この作品テーマがあるとしたら『悪意』だろうか? わーい中二病。




絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)
(2005/04)
谷川 流

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まっとめBLOG速報 : 2012/11/13 (火)

まとめ【絶望系 閉じられた世】

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