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鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)

  うだつのあがらない平刑事のイライジャ・ベイリがロボットのR・ダニールをつれて、宇宙人のサートン博士殺害事件を調査するという、アイザック・アシモフの作品。


 本作は事件の捜査を中心に、地球人・宇宙人・ロボットの関係性を書いた話であり、推理小説的な一面もあるという多方面での面白さがあり、最初から最後まで飽きずに読むことが出来る。外国の小説にありがちな助長さもないのは素晴らしい。
 様々な作品で引用されていて有名なロボット三原則を作り出したのもアシモフだが、やはり三原則を作り出した本人なだけあって、物語に対する三原則の絡めかたが上手い。それによって主人公は自信満々に披露した推理を二度も完全否定されてしまうのだが、それもまた面白い。こんな情けない、というよりも惨めな思いをした主人公がいただろうか。

 そんなわけでいい作品でした。
 ラストで後に引かないような終わり方をしているのも実に良い。まるで壮大な曲と共にスタッフロールが流れてきそうなくらいスッキリする締め方だった。こういった感想を抱ける終わり方って意外と少ないのだよ。





鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)
(1979/03)
アイザック・アシモフ

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